住んでから気が付いた点

私は、自分たちで間取りを考えられる注文住宅で家を建てて住み始めることができました。
自分が生活しやすいと思う間取りを一生懸命考えて、設備や壁紙なども自分たちが好きなものを選べたために満足した生活を過ごせています。

ですが、一点だけもう少し考えればよかったなと思う点があります。

それは、天井の高さです。

我が家では、天井の高さが通常よりも10センチ高い作りで開放感のある家作りをしてもらうことになりました。
10センチの違いではありますが、家が広く見えモデルルームで自分が実際に見たときにも素敵だと思い納得してその天井の高さにしました。

そして、住み始めてみると、身長の高くない私にとって天井の高い家は家事が少し面倒だと感じる面があります。

まず、家を建てて食器棚を選ぶとき、天井までの高さの食器棚で耐震のものを選ぶと、通常よりも天井が高いために食器棚も別注での作成ということで少し高いものを選ばないといけませんでした。

そして、電球の掃除をしたいと思い脚立で天井の電球のカバーを外そうとすると、あと少しというところで手が届き辛く大変でした。

また、天井が高い分収納部分も高くなって沢山は収納できるのですが、一番上に収納するためにはそれなりに大きな踏み台が必要になります。

天井が高くなると、その分脚立や踏み台も大きなものを選ばないと、身長の高くない私には収納部分の有効活用ができません。

天井が高くて日々の生活はのびのび出来るのがいい点ですが、収納や掃除をする点では、なかなか大変だと感じます。

住んでみてからでないと気が付かない部分もありますが、家を建てる時点でこのことも考えておけば良かったなと感じます。

なので、家を建てるときには、いくつかのモデルルームを見て回ったり、実際に人が住んでいるところでどういう収納にしているのかなどを参考にして、自分たちだけで考えるのではなく、いろいろと見て回って知識を得ることが大切だなと感じます。