憧れの和室は今。

我が家の失敗をお話します。
3年前に新築した際、たくさんのショールームを見て回りましたが、その中で一目惚れしたのが小上がりの和室でした。
リビングに隣接したタイプで子どもを遊ばせることもできますし、来客の時も客室として使えます。
当然のように我が家の間取りにも和室を組み込み、畳もリビングとの調和を考えて、正方形のタイプを選びました。
完成したリビングを初めて見た時、あまりの素晴らしさに声が出ませんでした。
ショールームで見たもの以上のものが出来たと感無量でした。
しかし、実際使い始めると理想とのギャップに困り果てました。
和室は子育てに不向きです。
我が家は初めの一週間で、子どもが和室の壁に落書きをしてしまいました。
油性マジックだったので、あれこれ手を尽くしましたが、うっすら残ってしまいました。
洋室とは違い、何かを飾って誤魔化すというのが無理です。
一番問題だったのが、小上がりから子どもが落ちてしまうことでした。
子どもは遊びに夢中になるため、落ちてしまうことが度々ありました。
襖を閉めると中の様子が分からず、かといって、間口が広いためベビーゲートは設置できません。
結局、子どもを遊ばせることもできず、落書きのせいで、客間としても使えず、今は半分物置とかしています。
もし戻れるなら、間取りを決めた時に戻り、和室を廃止したいと思っています。