完成した住宅に住んだ方々は、たまに後悔している事があります。住み心地などに問題があるからです。
例えば家事動線が長い住宅になってしまったり、建物内がやや寒いという実例もあります。そのような状況になってしまう理由の1つは、一番最初のイメージの組み立てです。
注文住宅を作る際には、住宅業者の営業担当者に要望を伝える事になります。しかし担当者に対して、イメージが伝わりきっていない事もあるのです。いわゆる過不足が生じて、上記のような問題点が生じる事もしばしばあります。
それを避ける為には、やはりイメージの明確化が大切です。注文住宅を建てるなら、もちろん頭の中で色々イメージする事にはなるでしょう。しかし頭の中で描くだけでなく、それを紙などに書き出してみる方が無難です。どういう住宅にしたいかを、一通り紙に書き出すだけでも、だいぶイメージが整理されます。場合によっては、その紙を営業担当者に見せてみるのも悪くありません。
紙に書き出すのは、多少の手間はあります。しかし完成後に後悔するのを防ぐ為にも、書き出してみると良いでしょう。